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TVドラマを愛してやまない(株)ギミック・シナリオ部・大畑のTVドラマをもっと良くするブログ

「ド根性ガエル」は本当はもっと面白かった唯一の理由

「ド根性ガエル」、松山ケンイチ満島ひかりが良かったですね。

松山ケンイチ高田純次のようなテキトーな感じ、

満島ひかりのはっちゃけ方。

これだけで、2話も視聴決定なのですが、それだけに残念なことがあります。

 

「ド根性ガエル」、本当はもっと面白かったはずなんです。

この作品は、河野英裕Pと岡田惠和さんのコンビです。

過去にも「銭ゲバ」、「泣くな、はらちゃん」もこのコンビです。

私は、河野英裕P作品がとても好きです。

「すいか」、「野ブタ。をプロデュース」、「Q10」……。

河野英裕Pと木皿泉さんコンビ作品が好きなのです。

河野英裕Pと木皿泉さんのコンビは、野ブタの桐谷修二と草野彰くらい最強コンビなのです。

 

もし、「泣くな、はらちゃん」も「ド根性ガエル」も木皿泉さんが書いていたら、どうだったろう? と、どうしても想像してしまいます。

 

そうなんです!!!

「ド根性ガエル」がもっと面白くなるはずだったにそうならなかった唯一の理由は、

木皿泉さんと組まなかったことです。

「Q10」以来、二人は組んでおらず、何故もう組まないのかは知る由もありませんが、とても残念なことです。

 

「ド根性ガエル」のようなファンタジーの世界を実写でやるメリットは、ただ、CGで動くカエルを見て喜ぶことでもなければ、松山ケンイチ満島ひかりの漫才のようなやり取りを楽しむことではありません。

 

ファンタジーの中で、ちょっと重かったり、考えさせられるようなことを描くことで、視聴者の心の壁を突破してすんなりと心にしみわたらせることなのです。

 

ファンタジーと重いテーマや深いテーマは、実はとても相性が良いのです。(宮崎アニメや庵野アニメ、虚淵アニメをみてもそうですよね)

 

これまで、木皿泉作品でも、意図的に重いテーマの時にはファンタージ要素を入れていました。

 

そうなんです!!!

ど根性ガエル」や「泣くな、はらちゃん」みたいな作品は木皿泉の専売特許なのです!!!

 

私としては、河野英裕Pと岡田惠和さんのコンビは3個観たのでもう十分です!

そのどれを観ても、やっぱり木皿泉さんと組んで欲しいという感想しかなかったです。

 

もう、そのコンビ止めませんか??

河野英裕Pは、木皿泉さんを見つけた時のように、新人や埋もれている人を見つけるべきです!!!!!

 

じゃあ、誰がいいんだって?

いつでも準備万端です!

弊社の脚本チームがあるじゃあないですか。

ご連絡お待ちしております! 宜しくお願いします!